墜落日時 1945年8月30日
墜落位置 宮崎県西臼杵郡高千穂町
所属 第58爆撃団第40爆撃群第45爆撃隊
攻撃目標 収容所
墜落原因
TAIL CODE △S36
ニックネーム Black Magic
搭乗員
機内配置 | 氏名 | 階級 | 認識番号 | 生死 |
操縦士(CAPT) | Jack L.RIGGS | 中尉 | o-750848 | X |
副操縦士(CPLT) | John G.CORNWELL | 少尉 | o-778342 | X |
爆撃手(BOMB) | Alfred F.EIKEN | 中尉 | o-685455 | X |
航法士(NAV) | Henry B.BAKER | 大尉 | o-375237 | X |
機関士(FE) | George H.WILLIAMSON | 中尉 | o-865008 | X |
通信士(RDO) | Henry N.FREES | 二等軍曹 | 16079249 | X |
レーダー(RDR) | John W.HODGES Jr. | 軍曹 | 33645761 | X |
中央火器管制(CFC) | Walter R.GUSTAVESON | 二等軍曹 | 13129760 | X |
右銃手(R.GUN) | Solomon H.GRONER | 二等軍曹 | 32818450 | X |
左銃手(L.GUN) | John D.DANGERFIELD | 伍長 | 39913681 | X |
尾部銃手(T.GUN) | Bob L.MILLER | 伍長 | 39931488 | X |
同乗員(PAS) | Norman E.HENNINGER | 軍曹 | X |
福岡県鞍手郡宮田町(現・宮若市)の貝島大之浦炭鉱の捕虜収容所に救援物資を空輸中、山腹に衝突し搭乗員12人全員死亡。 米軍は、1946年8月に、熊本県阿蘇郡野尻村(現・高森町)大字津留の興梠(コウロギ)千穂らの案内と通訳で遺体の回収にあたった。 1995年8月26日、地元の人々の尽力により、このB29と、終戦直前に高千穂町小河内に墜落事故を起こした日本軍戦闘機隼の操縦士徳義仁軍曹を慰霊する「平和祈念碑」が五カ所高原の三秀台に建立され除幕式が開かれた。アメリカ側からボブ・ミラー伍長の弟ラリー・ミラー氏、ジョン・デンジャーフィールド伍長の妻フローレンス夫人が参加、日本側から徳軍曹姉 光枝さんらの三姉妹が参加した。 2015年8月30日 第20回目の平和記念祭ではアメリカ側の遺族である爆撃手 Alfred F.EIKEN中尉の妹、甥、姪など7名が参列した。 |
参考資料等
POW研究会HP「本土空襲の墜落米軍機と捕虜飛行士」
http://www.powresearch.jp/jp/archive/pilot/index.html
青森空襲を記録する会HP「本土空襲墜落機調査」
http://aomorikuushuu.jpn.org/mia.html
中央評論『日本全国B29慰霊碑物語』(299号、305号)
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2019/02/912/
Investigation Division Report, Legal Section, GHQ/SCAP
https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/LS.php
夕刊デイリー 1995年(平成7年) 8月26日