B29-#42-24864

墜落日時    1945年3月27日
墜落位置    福岡県鞍手郡植木町中島橋 
所属      第313爆撃団第504爆撃群第398爆撃隊
攻撃目標    下関関門海峡    
墜落原因    高射砲      
TAIL CODE    K△?
機体ニックネーム    なし      

搭乗員

機内配置氏名階級認識番号生死
操縦士(CAPT)BROWEN, John A.中尉o-539656 X
副操縦士(CPLT) ANDREWS, Albert H.少尉o-825755 
爆撃手(BOMB)LOVE, Baxter J. Jr.少尉o-929701 X
航法士(NAV)FLINTEL, Harland E.少尉o-2058448 X
機関士(FE)HENLEY, Fiske少尉o-868805 
通信士(RDO)ROSE, LeRoy F.軍曹12170036 X
中央火器管制(CFC) ANDERSON, Charles A.軍曹11081991  X 
左銃手(L_GUN)GRIFFITH, James E. 軍曹13158310 X
右銃手(R_GUN)DENLAVOY, Richard E.軍曹13180907 X
尾部銃手(T_GUN)FRANCESLON, Albert L.軍曹12207049 X
 関門海峡への機雷投下を終えたB29が、八幡市上空付近で対空砲火を受け、また、2、3機の日本軍戦闘機に追尾され、火を吹きながら高度を下げて南方へ飛行し、西、北へと旋回しながら墜落した。B29は爆発し、機体は飛散して2日間燃え続けた。機体の残骸は戦後も放置され、一部は植木小学校に集められた。
 航法士 Fiske HANLEY氏は、1997年には、アメリカで捕虜体験記『Accused American War Criminal』を出版。2015年12月に、外務省の「日米草の根平和交流招聘プログラム」事業により来日し、直方市で慰霊祭に参加し墜落現場を訪問。
慰霊祭会場にて歓談するHENLEY氏 (写真提供:B29の植木墜落を伝える会)

慰霊祭会場のHENLEY氏 (写真提供:B29の植木墜落を伝える会)

参考資料等

POW研究会HP「本土空襲の墜落米軍機と捕虜飛行士」
 http://www.powresearch.jp/jp/archive/pilot/index.html
青森空襲を記録する会HP「本土空襲墜落機調査」
 http://aomorikuushuu.jpn.org/mia.html 
Investigation Division Report, Legal Section, GHQ/SCAP
 https://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/LS.php
西日本新聞 2015年(平成27年) 12月11日
毎日新聞 2015年(平成27年) 12月11日
読売新聞 2015年(平成27年) 12月11日